聴覚に関係なく、誰もが一緒にモーターレースを楽しむことができるようになればよいと思いませんか。
「Not Impossible」では、最新鋭の触覚伝導システムが感覚的な体験を提供してくれるプロジェクトを進めています。
ベスト型の「Music Not Impossible」を身に着けることにより、競技のスリルや技術、ドライバーや他のファンとの交流、そして爽快なエンジン音を楽しむことができます。
ライブイベントを盛り上げるための触覚技術
Music Not Impossibleは、軽量のベストを始め、手首と足首にバンドを装着します。そして各所の振動によって、音楽イベントでは音楽を、今回のレースではエンジン音等を体感できるのです。
健常者も同じベストを装着することによって、“同じイベントを体感する”状況で、聴覚障がい者との垣根がなくなります。
どのようにプロジェクトを進めているのでしょうか。
担当者に聞きました。
聴覚レベルに関係なく全ての人が楽しめるように
ハプティクス
触覚による発見と驚きを提供
おわりに
Music Not Impossibleは、もともとライブ音楽体験をするために考えられたものでした。それを今回は、岡山国際サーキットで開催されるレース観戦のために使います。
聴覚障がい者の人達が、Music Not Impossibleの振動等で音楽の生演奏を満喫している姿も素敵ですが、本格的なレースを体験している姿はどんなものになるのでしょうか。
当日はプロジェクト担当者も、Music Not Impossibleを身に着ける聴覚障がい者、健常者の方も感動を味わえるかもしれません。
人に機械的な刺激を力、振動、動き等を伝え、皮膚の感覚(触覚)をフィードバックする技術。スマートフォンのホームボタンや、ゲームコントローラー、映画館等にも導入されている。